| 特色とする診断・治療 --主な疾患の治療内容および成績-- ○腎臓癌 進行癌では積極的に広く摘出し、インターフェロンという免疫を増加させる薬を投与し、治療し、小さいものは腎臓の一部のみ切除し、腎臓の多くを残す方法を行っている。転移のある症例の5年生存率は30%である。 ○膀胱癌 膀胱の壁にあまり潜り込んでない表在性のものは尿道より内視鏡を用い削り取り、再発予防に抗癌剤やBCGを注入する。質の悪い浸潤性のものは膀胱全摘出、尿は腹部から直接出す皮膚瘻または代用膀胱を作成する。悪性のもっとも高い膀胱癌での5年生存率は70%である。 ○前立腺癌 初期癌で前立腺全摘、進行癌でホルモン療法を行っている。前立腺全摘には最大の合併症として尿失禁、勃起障害があるが、尿失禁は術後早期のみで、ほとんど回復している。勃起障害は神経を残した例では7,80%勃起能が保たれる。転移のある前立腺癌の治療成績は5年生存率で55%、ないものでは85%である。 ○精巣癌 転移のある症例は症例に応じ抗癌剤の投与の化学療法や手術療法を組み合わせて治療する。 全症例(転移のない症例を含め)の治癒率は約85%である。 ○前立腺肥大症 程度に応じ薬物治療と手術治療を選択する。手術はほとんどが尿道より行う内視鏡手術で、開腹手術は肥大の大きすぎるときのみ行う。 ○尿路結石症 取り出す必要のある結石はほとんどが体外衝撃波(ESWL)で治療される。 そのほか膀胱機能障害、腎不全、男性不妊など標準的な治療を施行、性機能障害にはバイアグラも扱っている。また腎外傷や骨盤外傷の救急にも対応している。 |